2015年8月2日日曜日
都会は疲れます。
少し前まで田舎暮らしをしていたせいか、都会に引っ越してからの生活は疲れることが多いです。
都会は人が多いです。外に出れば、大勢の人と出くわします。買い物をしていると、人とぶつからないように、緊張しっぱなしです。
田舎にいるときは、外に出ても、人が少ないので、ぼんやり遠くの景色を見ながら歩いていました。自転車や自動車と遭遇しても、避ける場所が十分あるので、困ることはありませんでした。それに対して、都会は人が多くて、せわしなくて、気を抜くとぶつかりそうになります。
仮に人口密度が1.5倍だったとすると、衝突確率は2.25倍です。常に2.25倍の注意力で行動しないといけないのだから、疲れるのは当然です。
物理学によると、多体問題は解けないことが知られています。3つ以上の物体が運動するときの運動の軌跡は、実際にやってみないと分からないということです。そのため、多体問題を解析するときは、コンピュータシミュレーションで膨大な計算をすることになります。
街中を歩いている私の頭の中も、人とぶつからないように、人の動きをシミュレーションしています。時々刻々と移り変わる人の動きをずっと計算しているのだから、疲れるのは当然です。
Wikipediaによると、多体問題が解けないことの証明は、ポアンカレ先生によるらしいです。私はきちんと知りません。未解決な問題も含まれているようです。(・・・勉強しなきゃいけないことが、また一つ増えました。)
まったく、都会にいると、考えなければいけないことばかりで、本当に疲れます。
参考:Wikipedia
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