世の中には、仕事を増やす人と仕事を減らす人がいます。
例えば、新しいシステムを作ったりすると、そのシステムの運用の仕事が増えます。よくあるのは、システムを作ることだけ考えて、その実際の運用を考えていないため、現場が混乱するというパターンです。私が思うに、仕事を増やす人は、往々にして、優秀ではないです。
私が優秀だと思う人は、既存のシステムを調べて、無駄を取り除く人です。無駄な仕事が減るので、現場の負担が減ります。私は、仕事を終わらせる人ほど、価値が高いと思います。
成果主義では、「新しいシステムを作りました」みたいなのが評価されがちです。新しいシステムを作って、仕事を増やして、みんなを疲弊させることが評価されていたら、ひどい話です。
仕事を減らすことにより生まれる価値を高く評価すべきだと思います。