2020年8月1日土曜日

最低賃金を上げるべきか

 最低賃金についての議論があります。貧困対策、労働生産性向上のために最低賃金を上げるというやつです。

 最低賃金を上げることで、労働者は給料が増えるでしょう。経営者は価値の低い労働に賃金を払うことを嫌うので、生産性の高い仕事が残るでしょう。という論理だと認識しています。

 一方で、最低賃金を上げることで、経営者は雇用を維持できなくなるので、失業者が増えて、景気が悪くなり、貧困が進むという理屈もあるようです。

 というところまでは、聞いたことがある話です。

 私の予想では、最低賃金を上げると、失業者が増えて、景気は悪くなると思います。家計の購買力の低下、一部の労働者の過重労働につながる気がします。まぁ、やってみないと分かりませんが。

 貧困を減らすため、労働者の給料を増やしたい、雇用も維持したい、では、どうすればいいでしょうか?

 例えば、人件費に対して、税金を控除するといった案が考えられると思います。経営者としては、控除で税金が減る分、人件費を増やしても得になります。行政としては、税金が減る分、損になりますが、その分、失業手当などの社会保障費が減らせるなら、メリットです。

 最低賃金の議論は聞いたことがありますが、人件費に対する控除という意見は聞いたことがないので、とりあえず書いてみました。まぁ、部外者の私は好き勝手言っているだけです。
 いろいろなアイデアがあると思うので、きっと関係者は頭をひねっているのでしょう。

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