2016年11月27日日曜日

パノラマ

 先日、景色のいい片田舎を散歩しました。
 実際に目で見る景色は、いつだってテレビより壮大です。そこで、どのくらい壮大なのか少し考えてみました。

 半径1[m]の球の中心にいる人間を想像してみます。
 半径1[m]の球の表面積は、4 x pi x 1[m] x 1[m] = 12.56 [m^2]です。人間が一度に見られる視界の範囲は、個人差があると思いますが、球の表面の1/8としてみます。すると、人間の全視界は、1.57[m^2]です。

 球の内側に40インチのテレビがあるとします (40インチのテレビを1[m]しか離れずに見るのは近い気もしますが)。40インチのテレビの大きさは、88.6[cm] x 49.8[cm]、だそうです。この面積は、0.44[m^2]です。この面積は、先ほどの全視界と比べると30%くらいです。

 単純に面積を比較すると、40インチのテレビでは実際の目で見る景色にはかなわないようです。壁一面をテレビにするくらいでないと足りなさそうです。

 高画面化や3D化など、今でもテレビの技術革新は進んでいます。ですが、実際に自分の目で見た景色には、テレビに勝るものがあります。自分の目で見て感じることをもっと大事にしようと思った次第です。

2016年11月20日日曜日

日々に数学

 一人暮らしの私は、毎週、部屋の掃除をします。

 掃除をしないと、ホコリはたまり続けます。洗濯機の奥など掃除しづらいところは、いつの間にか大量のホコリがたまっていたりします。ホコリは増えることはあっても、掃除をしない限り、減ることはありません。

 ホコリの増加は、「単調に増加する数列は無限大に発散する」という数学を連想させます。ホコリもいつか無限大(?)に発散するでしょう。
 数学はとても家庭的です。 (^o^)



 話は変わりますが、昨今、日銀は2%の物価上昇率の目標値を設定しています。2%の上昇率なら、10年で1.2倍、30年で1.8倍、100年で7.2倍です。物価も減少することなく増加するなら、いつか無限大に発散します。
 経済の予想が正しくないことは多いですが、数学の予想は絶対に正しいです。





2016年11月6日日曜日

ウィルスバスターズ

 インターネットにつながった監視カメラが、ウィルス攻撃の対象になっているという記事を読みました。

 身の回りの家電製品をネットワークでつなごうというIOTが流行っていますが、家電がネットワークにつながるということは、ウィルスによる攻撃を受ける可能性があるということです。ということは、家電にもウィルス対策が必要です。

 自動車にも冷蔵庫にもエアコンにもウィルスバスター。家電もときどきウィルススキャン。ウィルス対策していない自動車は危険なので走行禁止。
 IOTを推進しようとしている方々はそういう未来を期待しているのでしょうか?

 IOTに反対するわけではありませんが、せっかくネットワークにつながった家電がウィルススキャンでフリーズしたら笑い話にしかならないと思いました。