2018年6月3日日曜日

モンテスキューに敬意を込めて

 ここのところ、国会では、官僚が文書を改ざんしたとか、政治家が失言したとか、といった話題が盛んに話されているようです。
 聞いていて辟易します。「国会は法律を作る立法府」じゃなかったっけ?というところから、私はモンテスキューを思い出しました。

 モンテスキューについては、小学生のときに習いました。「法の精神」を著した人物で、権力を立法、司法、行政に分ける三権分立を提唱した人と記憶しています。

 小学生の私は、「まぁ、そんなものなのか」と思っていました。「学校で教えるのだから、きっと大事なことなのだろう」くらいに思っていました。今の子供も三権分立というのを習うのでしょうか?習ったとしても、国会が立法府であることを理解するのは難しいかもしれません。

 かつてモンテスキューが考えていた事と、今の国会で言ったとか言ってないとかを延々と話している方々の考えている事は、まったく別物でしょう。

参考:Wikipedia 法の精神