2017年7月30日日曜日

持続可能な開発

 持続可能型社会という言葉を聞く機会が増えました。平たく言ってしまうと、「環境破壊をやめましょう」という意図なのでしょう。悪いことだとは思いません。

 少し考えてみましょう。
 開発とは一般的に何かを作ることです。作ったらものが増えていきます。
 単調に増加するものは必ず発散します。発散してしまったら持続しません。
 つまり、ものを作ってばかりでは安定しないということです。ものを作ることと、ものを捨てることがバランスしないといけません。

 プラスの作用とマイナスの作用をバランスさせて安定化させるというのは、至極普通の考え方だと思います。その考え方を基準にすると、「持続可能な開発」という言葉は、作ることに重点があるようで少し変です。

 「環境に配慮して、ソーラーパネルを設置する」結構なことです。では、そのソーラーパネルに取って代わられる既存の発電設備はどのように廃棄されるのでしょうか? また、そのソーラーパネルは老朽化したときどのように廃棄されるのでしょうか?

 私が思うに、ものを捨てるということは、ものを作るのと同じくらい、難しく、付加価値の高いことです。持続可能性を考えるのであれば、ものを捨てるということの重要性をもっと考えてもいいと思うのですが。。。
 そういう考え方はマイナーな気がします。


クルマを買う話

 東京は駐車場代が高いのでクルマがあると大変ですが、地方に住むならクルマがないと生活が大変です。
 最近、再び地方に引っ越したため、クルマを買おうと思い、いくつかディーラーさんで、試乗させてもらっています。

 クルマもいろいろありますが、今回は、同僚におすすめされた、ルノーのトゥインゴに乗ってきました。

 トゥインゴは、いわゆるコンパクトカーです。見た目はフランス車という感じのオシャレなデザインをしています。
 乗ってみるとすぐに走りの違いに気づきます。トゥインゴはCVTではなくDCTです。そのため、慣れないとギアが変わるタイミングで、クルマがガクッとなります。楽しいです。ギアの変化が好きな人にはおすすめです。
 FRではなくRRというのも特徴的です。小回りが良い反面、後ろに積める荷物は少なめです。
 ルノーはシートにこだわっているとのことで、実際、デザインも座り心地も良かったです。高級感があるわけではないのですが、シンプルで実用的な感じです。
 価格は日本のコンパクトカーと同じ程度です。輸入車であるため、故障とかがあると面倒かもしれません。

 総じて言うと、オシャレで特徴的な走りの素敵なクルマでした。ただ、売れ筋で在庫が少なく、新車を買っても3か月以上待つことになるそうです。。。

 そんなこんなで楽しくクルマを選んでいる今日この頃です。