2021年2月27日土曜日

健全財政で、経済が自発的に回る社会

  建設的でない意見だけ書くのは良くないと思うので、前回の続きで少し建設的な意見を。といっても、以前に書いたのと同じような内容ですが。


 まず目標を明確にすると、「健全財政で、国の補助金に頼らずに経済が自発的に回る社会」という感じです。


 で、注力すべきと思うのは、静脈産業の育成です。狙いは、

 - 経済活性化のための新市場の開拓

 - 環境問題への対応

 - 老朽化した設備の世代交代

とかです。作る産業の反対側を促進して、経済を循環させる感じです。


 ついでに、無駄な制度の削除による不要な労働の削減も進めるべきだと思います。


 私は専門家ではないので、適当なことを書いているだけです。ですが、何年か後に自分のブログを見たら面白そうな気がするので、書いておきます。


2021年2月20日土曜日

緊縮財政か、積極財政か

 インターネットを見ていると、緊縮財政派と積極財政派の意見が戦っているのを見ることがあります。

 緊縮財政派曰く、「1000兆円の国債残高は異常だ。このまま放置したら経済が破綻する。」。

 積極財政派曰く、「まずは景気回復が最優先だ。そのために無制限に財政出動すべきだ。景気回復したら財政は健全化できる。」。

 どちらの意見も間違っているわけではないと思います。


 僭越ながら、私の意見をコメントさせていただくと、、、

 (あいまいな表現を使うので恐縮ですが。)


 緊縮財政について、

 例えば、現在の国家予算がだいたい100兆円です。これから毎年10兆円くらい捻出して借金を返済したとして、1000兆円支払うには、100年かかります。手遅れ感がひどいです。

 経済が破綻するという表現はあいまいですが、歴史上、借金を返せなくなった国家は多数あったと思います。そういう国家は、債務を放棄して、国民から資産を取り上げて、といった悲しいことになります。では、国家を破綻させないためにはどうすればいいのでしょうか?


 積極財政について、

 景気回復というのが株価上昇のことであれば、ここ10年くらいの財政政策で達成済みです。ですが、経済が良くなったという実感はありません。せっかくの投資が経済を良くしていないというのならその原因を考えないといけません。

 例えばの話ですが、GDPが2倍になる程度まで経済成長したとします。借金は500兆円相当になるということです。五十歩百歩です。GDPが2倍というのは市場規模をすべて2倍にするイメージです。人口2倍。。。厳しいですね。労働時間を2倍にしますか。。。過重労働。。。景気が回復したとして、財政は健全化できるでしょうか?


 結局のところ、緊縮財政も積極財政も1000兆円を返済する決め手にはならないでしょう。どちらが正しい、みたいな議論は意味がない気がします。たぶん、大差ないから。


 。。。私も好き勝手言っているだけなので、悪しからず。ただ、議論が白熱して誰かを中傷するようなコメントをするのは品がないので、気を付けましょう(自戒)。

2021年2月13日土曜日

年末調整にダメ出し

 会社員をやっていると、毎年、年末調整というのをやります。(余談ですが、年末調整とか確定申告とかは、義務教育では教えてくれなかったです。すごく重要なのに。いつも不思議に思います。)

 こういう書類を用意している公務員の方々は税金を専門とする非常に優秀な方々のはずです。(皮肉ではないですよ。)

 私なんかが意見するのはおこがましいのですが、あえて少し不満を書かせていただきます。たぶん、年末調整をやったことのある人なら気持ちが分かると思うから。。。


 まず文字が小さいです。読めません。


 全体の構成が分かりにくいです。普通の文書なら、上から下、左から右、といった流れがあるものです。ですが、記入場所があっちこっち行くせいで流れが滞ります。


 表が分かりにくいです。分割が複雑で、1マスの中の文字数が多いです。複数の表を1枚に無理やり詰め込んでいて、まるでテトリスです。


 計算式が分かりにくいです。プログラマーなら激怒しそうな処理フローです。計算式は過去のデータを元にシミュレーションしているんだと思います。大変な作業のはずです。ただ、¥2,000毎の区切りがあったのには笑いました。そんなに細かい区切りに意味があるのでしょうか?(そういえば、会社員の給料って、税金の計算式の区切り位置に影響されるところが多分にあるんだろうなぁ、と思いました。)


 とにもかくにも、まずはシステムを簡潔にするべきです。その方が作業者も楽になるし、管理者も楽になります。


 てな感じです。

 ごめんなさい。書いていてイライラしたから、八つ当たりしているだけです。


2021年2月6日土曜日

スマホの通信費を考える

 スマホの通信費を安くしようという政府の働行きかけがあるらしいです。「スマホが生活に必須で、通信費が家計を圧迫している」という考え方なんでしょうが。。。

 ちょっと不思議な感じです。


 まず、民間企業の経営に政府が介入するというのが特殊です。まぁ、電気代とかと同様、公共性の高い話ではありますが。

 また、いつも物価を上げたいと言っている政府が、値下げを要求しているのも矛盾する感じがします。携帯各社が不当に利益を得ているというなら、携帯各社に税金を課すという案もあるはずです。

 (「諸外国に比べて通信費が高いから安くするべきだ」という理屈を言っている人がいるみたいですが、それなら、「諸外国はもっと消費税が高いから高くすべきだ」という理屈が通ります。もう少し真面目に考えましょう。)


 通信費が安くなって通信が増えたとして、それがいいことでしょうか?動画やゲームの重たいデータの通信は、それだけサーバーに負担をかけます。電気代がかかっているんです。CO2を削減しようと言っているのに、データセンターの消費電力を増やしちゃってもいいのでしょうか。

 CO2の排出をゼロにするというなら、むしろ通信に税金をかけて、むやみに重たいデータ通信をさせないようにしてもいいくらいです。


 政府に要求されたら、携帯各社が値下げに応じるとういのも不思議です。今まで、そんなにおいしい商売で儲けていたということでしょうか。

 ちょっと不愉快です。


 電車に乗っていると、スマホで遊んでいる人がたくさんいます。そういう方々の遊興費を下げるために、政府が動いていると考えると、不思議な感じです。


 うーん。。。何と言いますか。いろいろ考えてしまって、私にはよくわからないです。

 きっとウラの事情があるのでしょう。