小学校でのプログラミング教育が検討されているそうです。情報化が進んだ昨今、学生が社会に出てからの仕事のことを考えてのことでしょう。
ですが、プログラミングを追加して、英語を追加してと増やしてばかりでは、学生も先生もパンクしてしまいそうです。
インターンの採用直結を認めないというニュースがありました。社会に出てからの仕事の前に、学業を優先させるということらしいです。
先ほどの話と優先順位が逆転しているところは滑稽です。
以前、博士号を持つ人材を増やそうという政策がありました。海外の学位のシステムを意識した政策なのでしょうが、その結果、就職できないポスドクが増えたという話をよく聞きます。
こういった話を聞くと、学生がふりまわされているという印象を受けます。
教育に正解はないでしょう。人それぞれです。しっかり学業を修めた方がいい人もいれば、インターンから直接就職して活躍する人もいるでしょう。
正解はないからこそ、押し付けだけはやめて欲しいと思います。すべての学生に一つの政策を押し付けるのは、独善的で配慮に欠いたやり方です。
私は、インターンの採用直結を悪いと思わないので、先のニュースを聞いてびっくりしました。もちろん世の中にはいろいろな裏の事情があるとは思いますが、「学業を優先させる」という一方的な論理を強要するのは、それこそ教育的ではないと強く思った次第です。
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