残業を法律で規制しようという話が進んでいます。
こういうことを言ってはいけないかもしれませんが、私だったら残業時間を規制されても隠れて残業すると思います。
過重労働による死者を出さないために、残業時間を制限するという考え方は安直だと思います。
「残業しないで、休んでください」と言われても、うしろめたい気がします。
「残業しないで、自己啓発してください」と言われても、何をすればいいかよく分かりません。
残業の代わりに何をするかが問題です。
例えばの話ですが、サラリーマンの仕事には無駄な時間が多くあります(私の偏見かもしれませんが)。介護士は長時間労働が常態化している職業です。サラリーマンに年寄りの介護を義務化すると、サラリーマンの残業時間抑制と介護士の労働時間抑制につながるかもしれません。
同様に、子供のクラブ活動の付き添いを奨励して、学校の先生の業務負荷を軽減するといった案も考えられます。
人が動くのには大義名分が必要だと思います。残業をしないということにも、それなりの理由付けが必要です。
残業の代わりにやるべきこと、つまり合理的な大義名分を用意することが、結果として残業を減らすことになるような気がします。
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