2015年5月9日土曜日

もしもピアノが弾けたなら

 最近、私の中でゲーム音楽がブームです。例えば、こんな感じです。もうひとつ

 こういう曲を聴くと、昔やったゲームの名シーンがよみがえります。ゲーム音楽は、ゲームの場面に合わせて作曲されているので、明るい曲、暗い曲、激しい曲、静かな曲などなど、様々なバリエーションがあります。戦闘シーンのBGMは、元気が出てきます。(なお、私は、一応、ゲーム好きなんですが、ハードウェアがSFCで止まっているので、少し古いゲームしか知りません。)

 ゲーム音楽について少し解説すると、ファミコンでは、ハードウェアの制約で、同時に鳴らせる音が4つだけでした。しかも矩形波や三角波といったブザーみたいな音だけです。マリオの音楽も、ドラゴンクエストの音楽も、その制約がある中で作曲されています。スーパーファミコンでは、同時に鳴らせる音が8つになり、ブザー以外の音色も使えるようになりました。

 最近は、コンピュータが進化したおかげで、ハードウェアの制約はほとんどないはずです。なのですが、私は、制約がある時代のゲーム音楽が好きです。使える音が限られていたせいか、メロディが単純で、インパクトがあると思います。

 ハードウェアに制約がある時代の作曲は大変だったと思います。作曲家の苦労が偲ばれます。作曲家の努力の結晶を認めているのは、私だけではないようで、プロのオーケストラがスーパーマリオやドラゴンクエストの曲を演奏することもあるそうです。(題名のない音楽会)

 私も、いつか楽器を弾けるようになったら、ゲーム音楽を弾いてみたいと思う今日この頃です。



参考:ゲーム音楽の仕組み

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