近頃、屋上にソーラーパネルを設置している建物をよく見かけます。空き地にソーラーパネルを何百枚も設置したメガソーラー施設というのも当たり前になってきました。福島の原発事故以来、環境に優しく、助成金もある太陽光発電は大人気のようです。
太陽光発電はソーラーパネルを設置するだけで良いと思われがちです。「勝手に発電してくれて、その電力を売れば手軽に利益を得られる」と思っている人もいるようです。ですが、実際は太陽光発電にもメンテナンスが必要です。
ソーラーパネルにゴミが付着したら清掃しないといけません。雪が降ったら、雪かきをしないといけません。ひょうやあられが降って、ソーラーパネルが壊れることもあり得ます。
街中のソーラーパネルには、人が入れないようなところに設置されているものがあります。命綱なしには近づけないソーラーパネルを見ると、メンテナンスをどうするのか心配になります。鳥のフンがつくたびに、ロッククライマーを呼んでくるのでしょうか?
他にも、太陽光発電の運営には、電力売買、税金などの管理業務も必要です。設備を作ったら後はほったらかしでお金になる、なんてことはありません。
太陽光発電に限らず、どんなことにでも、メンテナンスや管理業務は付随します。そのことを考えずに行動すると、将来、後悔することになると思います。
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