2017年4月30日日曜日

空と君のあいだにあるアレ

 先日、ヨーロッパへ出張してきました。仕事の合間には街を散策して、「日本と違うなぁ」などと思っていました。

 で、何が違うのかを考えていたのですが、「電線がない」ということに気づきました。ヨーロッパにも色々な都市があると思いますが、私が行った街には電柱、電線がありませんでした。おそらく、地中に埋めてあるのでしょう。建物が密集していないうえに、電線がないので、空が広く感じられました。

 日本に戻ってから、よくよく見てみると、街には電線が張り巡らされています。中には10本以上の電線をつないでいる電柱もあります。電気ケーブル、通信ケーブル、などなどでしょう。

 電線はもちろん現代社会に必要な設備です。
 ですが、電線がない街の景色を想像してみてください。きっと、広い空が見えて、晴れ晴れとした気持ちになれると思います。

 すべての電線を地下にするべきとは言いませんが、少し本数を減らして、整理していくのはいいことかもしれません。
 日本にずっといると、電線を当たり前に思ってしまいますが、そういう当たり前の中にも改善の余地はあるものです。

 たくさん張り巡らされた電線が少しくらい減っても、きっとスズメさんは困りません。

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