2021年7月11日日曜日

えっ、今年の税収多すぎ?

 日経新聞によると、2020年の税収は約58兆円だそうです。私は、「コロナウィルスの流行で、経済活動が制限されて、税収が減る」と予想していたのですが、意外にも大きな減少は見られなかったようです。


 ちなみに、財務省のWeb siteで税収の推移をみると、

  2005 : 49.1兆円

  2010 : 41.5兆円

  2015 : 56.3兆円

  2019 : 58.4兆円

だそうです。


 観光業や飲食業が休止中だったり、工場の稼働が減ったりしているのに、税収に大きな影響が出ていないというのは不思議です。消費税が8%->10%になった影響とか、要因はいろいろあるのでしょう。


 経済の予想は難しいです。


参考
日経新聞 (2021/6/25)

財務省



2021年7月4日日曜日

有給をとる仕事

 有給の取得が義務化されたそうです。私みたいに、たいして残業していない会社員にも有給を取得しろって指示がきます。


 仕事のスケジュールを確認しながら、有給のスケジュールを考えるのは、なかなかに面倒な仕事です。

 かといって、有給をとらないと人事からお叱りがくるだろうし。

 きっと人事の方でも有給の取得状況を管理していて、未取得の社員に催促のメールとかを送っているんでしょう。

 で、労働基準監督署とかが、企業の有給取得率を調査してたりするんでしょう。


・・・有給の取得状況を管理するために残業している人がいたら笑えますね。


2021年6月27日日曜日

フェイクニュースを作る

 Google Chromeには、デベロッパーツールという機能があり、Webサイトのソースコードを解析できます。例えば、Yahoo Newsの内容を少しいじって、ニュースの内容を書き換えられます。もちろん、サーバーにある情報を書き換えているのではなく、自分のPCに表示している内容を書き換えているだけです。


 Google NewsやYahoo Newsの内容を適当なネタに書き換えて、それをキャプチャしたら、フェイクニュースの画像ができます。Twitterなんかにその画像をアップロードすれば、内容によっては、だまされる人がいるかもしれません。

 Googleで検索して、情報のソースを調べれば、すぐにフェイクとばれるんですが。


 これは簡単な例ですが、世の中のフェイクニュースを作る技術はさらに手が込んでいるようです。


 デジタルデータは簡単に複製、加工できるという基本知識は大事です。インターネットの情報は、常に加工されている可能性を考慮して、情報のソースも確認するべきだと思います。専門家ではない私でもそれくらいの認識を持っています。

 ITについての一般常識がどの程度かは分かりませんが、知識を持たずにITを使って、フェイクに騙される人がたくさんいたら恐いなぁと思いました。

 (・・・Chromeのデベロッパーツールについて知っている人って、どれくらいいるんでしょうね?)

2021年6月20日日曜日

空気がおいしい日

 季節は梅雨ですが、その合間の快晴の日のことです。朝、会社に行くために外に出たら、青空が澄んでいて、気温も快適、空気がおいしいなぁ、なんて感じでした。


・・・


マスクするのを忘れてました。嫌なご時世です。

2021年5月23日日曜日

減らせばいいのに

 コンビニの経営では、新商品の開発よりも、売れない商品を取り除くことが大事らしいです。

 新商品の開発ばかりしていると、売れない商品がいつまでも残って、無駄が生じます。売れる商品は勝手に売れていくので、売れない商品を取り除けば、残るのは売れる商品だけになって利益が増えるはずです。


 国家公務員の長時間残業が問題になっています。

 解決のためには、新しい制度を考えるより、不要な制度を取り除く方が効果的だと思います。新しい制度を作ると、その運用の仕事が増えます。不要な制度を見つけるのは大変な仕事ですが、制度が減れば運用の仕事が減ります。仕事量が減れば、残業も減るでしょう。


 学校教育に情報の科目が追加されるそうです。

 科目が増えると、教師の負担が増えて、子供の負担も増えます。授業時間は有限なので、増やし続けるのは無理があります。科目を増やす分、何かを減らす計画があるのでしょうか?

 教師の長時間労働の問題を解決するためにも、科目を減らすことは効果的です。


 至極当然のことですが、増やしてばかりでは、バランスがとれないです。

 減らせばいいのに・・・



2021年5月16日日曜日

物価が上がるということ

 一般的に、物価の上昇は、借金がある人には有利で、資産がある人には不利です。物価の下落は、借金がある人には不利で、資産がある人には有利です。借金や資産がない人にとっては、関係ありませんが。。。


 日本の財政を考えると、国債の償還については、物価の上昇が有利です。資産を持っている高齢者にとっては、物価の下落が有利です。

 物価が上昇しない方が、資産を持っている人にとっては得です。。。


 金持ちの政治家が、物価の上昇を目指すと言っているのを聞くと、少し奇異な感じがします。

 資産家が権力を持つと、デフレになるのかもしれません。


(投資をする人にとっては、物価の上昇が有利で、物価の下落が不利です。ということは、投資家が権力を持つと、インフレになるのかもしれません。)




2021年5月8日土曜日

数学が少しできる人とすごくできる人

 フェルマーの小定理という有名な数論の定理があります。その昔、私も学生の頃に勉強したのですが、先日、暇つぶしにWikipediaで調べてみました。


--- フェルマーの小定理 ---

pを素数、aをpと互いに素な整数とする。このとき、a^( p - 1) ≡ 1 (mod p)。

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 証明の一部を、Wikipediaから引用すると、

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集合 {1, 2, 3,..., p−1} は、全体として法 p の下で {a, 2a, 3a,..., (p−1)a} と合同である。

なぜなら、もし後者の集合内に

 i a ≡ j a ( mod p)

となる i, j ( i ≠ j) が存在したとする。

すると、a と p は互いに素なので i ≡ j ( mod p) となり、0 < i, j < p であることから、i = j となり、矛盾する。

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 私は、「すると~」のところを理解するのに、少し時間がかかりました。

 途中式を書くと、

 i a ≡ j a (mod p)

 => i a - j a = ( i - j) a = k p (kは適当な数)

a と p は互いに素なので、( i - j) が p の倍数。つまりi ≡ j (mod p)。



 たぶん、数学ができる人には途中式は不要でしょう。それくらい訓練を積んでいると思います。

 私のように、少し数学ができるといった程度だと、途中式が必要になるわけです。まだまだ修行不足だなぁと思った次第です。


 まぁ、数学に興味ない人は、そもそもフェルマーの小定理を読んでみようとすら思わないんですが。。。