2018年3月18日日曜日

Where my money at ?

 珍しく東京で電車に乗った時のことですが、小学校5,6年生と思しき子供が本を読んでいるのを見かけました。読んでいた本は、「ピーター・リンチの株で勝つ」。
 昨今は、子供も投資を考える時代みたいです。

 (私はこの本を読んでいないので、詳しくは知りませんが。)

 政府は投資を推奨しているみたいです。少額投資非課税制度 (NISA) や、確定拠出型年金 (Idecoなど) が色々なところで宣伝されています。
 (正直なところ、確定拠出年金のように、半ば強制的に投資させられるのは、いい気分ではないです。)

 みんなが投資すれば、市場にお金が供給されて、物価上昇率2%の目標も達成できるでしょう。
 ワー、スバラシー (棒読み)。

 投資は重要な経済活動です。投資で資金が集まる産業は発展します。つまり、将来的に発展させたい産業に投資が行われるようにすべきです。
 どの産業を発展させるかの選択は、非常に難しい問題です。政治的な意図も絡んできます。将来を左右する問題である以上、あまり安易に投資を推奨されるのには違和感を覚えます。

 ただ株価の数字だけ見て利益を追及するのはマネーゲームです。「利益のためなら、どんな犯罪組織に投資してもOK」ということになってしまいます。
 残念ながら、将来の社会を見据えた投資と、ただのマネーゲームとの区別は難しいです。

 
 政府が推奨しているのだから、これからは投資が盛んに行われる社会になるのかもしれません。
 私の希望としては、「パソコンに向かっているだけのトレーダー」が得をして、「汗を流して働いている労働者」が損をする、そんな社会にはなって欲しくないです。



 余談ですが、今回のタイトルは、Wyclef Jeanの"Sweetest Girl"という曲からとりました。"~work for the president"ってところの歌詞が面白いです。


C#でファイルサイズのリストを作ろう

 パソコンのHDDの空き容量が少なくなってきたので、いらないファイルがないか調べてみることにしました。

 コマンドプロンプトで、
    dir /s /-c > filelist.txt
と入力して実行します。すると、filelist.txtには、現在のディレクトリの下にある全てのファイルとディレクトリが出力されます。"/s"は下の階層まで表示するオプションで、"/-c"はファイルサイズの数字にカンマを入れないというオプションです。

 これを、Cドライブの直下でやると、Cドライブにある全てのファイルとディレクトリが出力されます。処理に1分くらいかかるかもしれません。私の場合、出力結果は30MByteくらいになりました。

 これでファイルサイズのリスト自体はできるのですが、余計な文字列があるため分かりにくいです。というわけで、C#でファイルサイズとファイル名だけ抽出するプログラムを作ってみました。ソースコードを下の方に載せておきます。空白行とかを無視して、必要な情報を抜き取っているだけです。

 もちろんExcel VBAとかで作ることもできます。そもそも、ファイルサイズのリストを作るフリーソフトは多数あるので、わざわざプログラムを書く必要はありません。敢えてプログラムを自分で書いているのは、ただの趣味です。

 で、抽出結果をExcelで読み込んで調べてみたところ、"cab_*"という0~100MByteのファイルが1000個以上ありました。
 「なんじゃこりゃ?」と思って、Google先生に聞いてみたら、どうもいらないファイルらしいです(参考)。

 早速、"cab_*"ファイルを削除したら、空き容量が50GByteくらい増えました。

 これにて一件落着。めでたし、めでたし。勉強になりました。




using System;
using System.IO;
using System.Text;

public class Program
{
public static void Main( string[] args)
{
if( args.Length == 0)
{
return;
}

string readfile = args[0];
string writefile = readfile + ".parse.csv";

try
{
using( StreamReader sr = new StreamReader( readfile, Encoding.GetEncoding( "shift_jis")))
{
using( StreamWriter sw = new StreamWriter( writefile, false, Encoding.GetEncoding( "shift_jis")))
{
ParseDir( sr, sw);
}
}
}
catch( System.Exception err)
{
Console.WriteLine( err.Message);
}
}

private static void ParseDir( StreamReader sr, StreamWriter sw)
{
string str;

str = sr.ReadLine();
str = sr.ReadLine();

while( !sr.EndOfStream)
{
str = sr.ReadLine();

if( str.Length == 0)
{
continue;
}

if( str[0] != ' ' && str.IndexOf( "<") == -1)
{
sw.Write( Convert.ToInt64( str.Substring( 19, 16)));
sw.Write( ", ");
sw.Write( "\"" + str.Substring( 36, str.Length - 36) + "\"");
sw.WriteLine();
}
}
}
}

2018年2月18日日曜日

流れの設計

 通勤に軽自動車を使っています。スズキのハスラーです。最近は、朝が寒くて、車の全面が凍り付いてしまい、融かすのに一苦労しています。

 氷が融けると水になります。ハスラーの天井は水平なので、天井で融けた水は流れずに残ります。残った水が乾くと、埃の跡になります。ウォータースポットと呼ばれる汚れです。

 例えば、車両の天井に少し傾斜があれば、水は流れて行くので、埃の跡は残りにくいでしょう (もちろん、車の表面の撥水性も大事です)。

 (ちなみに、同様の現象を、科学の世界ではコーヒーリング現象と呼ぶそうです。半導体の世界ではウォーターマークと呼んだりします。)


 私のアパートのキッチンの流しには、プラスチック製のフタのようなものがあります。水は流すけど、大きなものはせき止めるアレです。そのフタの下にさらに金網があります。

 このフタですが、これまた水平に設計されています。水を流した後は、表面張力で、このフタの上に水が溜まります。いつまで経っても乾きません。

 キッチンに水が残っていると、雑菌が繁殖しやすくなり、不衛生です。そこで私はペットボトルのフタくらいのプラスチックをこのフタに挟んで、傾きをつけてやりました。案の定、水が流れやすくなって、フタはすぐ乾くようになりました。


 流れを設計するというのは、とても重要なことです。エアコンの効きをよくするには、部屋の中の流れを考えます。人の流れやクルマの流れも同じで、意図的に流れを作ると、混雑しにくくなります。

 ポイントは、淀みを作らないことです。流れる水は清いものですから。

参考:コーヒーステインウォーターマーク

ぶらり寝台列車の旅

 世の中には様々な交通手段があります。

 私が住んでいるところから東京まで行くには、新幹線 or 飛行機というのが普通なのですが、今まで寝台列車というやつに乗ったことがなかったので、試してみることにしました。

 乗ってみたのはサンライズ瀬戸・出雲です。この列車は、7両編成のサンライズ瀬戸(高松発)と、同じく7両編成のサンライズ出雲(出雲市発)が岡山駅で連結されて東京駅へ向かいます。私が乗ったのは岡山駅からです。岡山駅を夜の22:34に出発、東京駅に翌朝の7:08に到着します。

 チケットは、インターネットでは購入できないとのことで、みどりの窓口で購入しました。値段は、一番安いノビノビ座席で、¥16,000くらいです。岡山までの運賃もあったため、新幹線で移動するより少し安い程度でした。高い座席を選ぶと新幹線より高額になると思います。ちなみに高速バスだと、¥10,000くらいなので、値段だけなら高速バスの方がずっとお得です。

 そして、乗車当日。

 夜中の岡山駅で寒い中待っていると、ようやく列車がやってきました。Web Siteに載っている通りの列車ですが、初めて見る2階建ての車両は新鮮に感じます。
 予約したノビノビ座席は、2階建てベッドをたくさん並べて、間を少し区切ったような感じの座席です。カーペット敷きで、十分に足を伸ばして眠れる広さがあります。各座席には毛布が用意されていました。枕は無かったです。高速バスと違って完全に横になれるので快適でした。

 ちなみに、サンライズ瀬戸・出雲には、自販機はありますが、車内販売はありません。また、トイレとシャワールームがあります。シャワールームを使うには、別途カードが必要らしいです。

 「わざわざ新幹線を使わずに、寝台列車に乗るのはどんな物好きだろう?」と、周りの様子を伺うと、乗っていたのはたくさんの外国人旅行者でした。ヨーロッパ系?、インド系?の旅行者らしき人達。よくは分からなかったのですが、中国系、韓国系の旅行者の方もいたかもしれません (マナーが悪いと言われがちな、中国人観光客の集団といった感じの人々はいませんでした)。それと日本人の家族連れや年配の旅行者。寝台列車を選ぶという物好きな人々であることは間違いないと思います (人のことは言えませんが)。

 乗車後、とりあえず自分の指定座席に行くと、隣の外国人旅行者が、「友達と並びたいから場所を交換してくれ」って。で、交換したら、また別の外国人旅行者が同じく「交換してくれ」って。で、2回も場所を交換しました。うーん。なんともたくましい旅行者の方々。

 列車が出発したら、あとは東京駅まで寝て待つだけです。22:34に岡山駅を出て、ふと目が覚めたときには、大阪駅でした。さすがに深夜なので、人もほとんどいません。列車は暗闇の中をひたすら進んでいきます。楽しむ景色はありませんが、少しワクワクします。

 また、ひと眠りして目が覚めると、今度は静岡駅でした。朝の5:00くらいだったと思います。東京駅には7:08着の予定です。

「・・・あれっ。」

 新幹線と違いスピードは出ないのに、まだ静岡駅です。「なんか遅いなぁ」と思っていたら、車内放送が。40分の遅れとのこと。

「えぇーーー。」

 「なんで夜行列車が遅れるの?」と思っていたら、また車内放送が。なんでも、先行する貨物列車がシカと衝突したそうです。

「・・・シカじゃ、仕方ない・・・」

 車内放送によると、東京駅着は8:30になるとのこと。それだと私は遅刻してしまうので、熱海で振り替え輸送の新幹線こだまに乗り換えました。ちなみに、私は運良く座れましたが、早朝の東京往きの新幹線は立ち乗りの人もいるくらい混んでいます。

 結局、東京駅には7:30頃に着いたので、私は無事に間に合いました。


 初めての寝台列車の旅。なかなか思い出深い体験になりました。

参考:サンライズ瀬戸・出雲

2017年12月31日日曜日

小春日和

 今年の冬は、寒い日が続いていますが、たまに晴れた日があると、うれしくなります。

 晴れた日には、布団を干すのが好きです。干している暖かい布団の上で、日向ぼっこをするのが大好きです。

 暖かい日差しの中でだらけていると、いつの間にか日が陰っていたりします。そして、無為に過ごしてしまった時間に少し後悔してしまいます。そうなると知っていて、だらけているんですが。

 そんな小春日和が恋しいです。

科学力

 「科学予算が削減されたせいで、日本の科学力が低下している」なんて話があるそうです。

 この話が正しいかどうかは置いておいて、私が思うに「お金がないから研究ができない」という言い訳はカッコ悪いです。少ない予算でやりくりするのは、誰もが当たり前にやっていることです。お金が必要なら、スポンサーを見つけてお金を集めればいいんです。他にも工夫の余地はいくらでもあります。

 ところで、私見ですが、世の中の科学に対する関心が低い気がします。2017年は「重力波の観測」「キログラム原器の変更」なんてニュースがありましたが、どれくらいの人が認識しているでしょうか?
 それなりに科学を学んできた私は、こういうニュースに関心があります。ですが、実生活にはまず影響しない内容なので、関心を持っていない人も多いと思います。

 科学に対する関心が低い社会では、科学研究に出資してくれるスポンサーを見つけるのは難しいでしょう。当然、社会の科学力が低下します。大問題です。

 国の科学力を高くしたいのであれば、まず社会の科学に対する関心を、もっと高めるようにしないといけないんだろう、と思います。

2017年12月10日日曜日

街の形

 短い間ですが、京都に住んでいたことがあります。

 京都の街といえば、中国の洛陽などをモデルにした、碁盤の目のような十字の道で知られています。条坊制と言うそうです。
 見た目はとてもわかりやすいですね。
 ですが、住んでみると、それほど便利というわけではありません。理由は、目的地まで最短距離で進めないからです。

 辺の長さが3:4:5の直角三角形を思い浮かべてください。斜めに進めば500mで進めるのに、縦横と進むと700mになるわけです。1.4倍です。20分で行ける道が28分になるわけです。曲がるときに信号待ちしたら、30分になるでしょう。
 道が十字であるが故に、移動距離はどうしても長くなってしまいます。

 街の中心から放射状に道が出ている都市を田園都市と言います。ヨーロッパなどでは、教会や駅を中心とした田園都市がよく見られます。田園都市では、中心に行くのに、ほぼ直線で行けます。そして、目的地はたいてい中心部にあるので、移動が効率的です。

 某NHKの番組ではありませんが、こんなことを考えながら街を歩くのも楽しいものです。