2015年1月17日土曜日

作文の話

 このブログの目的の一つは、私の作文の練習です。色々なことに当てはまりますが、作文も練習しないと上達しません。また、ただ練習するよりも、うまいやり方を知っておくのが上達のコツです。というわけで、作文のための文章の構成方法を調べてみました。

 まず「起承転結」という構成ですが、これは漢詩に由来する文章の構成です。小学生のときに習うので、一般的なものだと思っていたのですが、実はローカルな構成だそうです。学生の頃に習った杜甫の漢詩は美しかったという記憶がありますが、その構成は特別な場合みたいです。もちろん、使ってはいけない、ということはありません。

 三幕構成もしくは序破急という構成は、映画の脚本などで国際的に使われる構成です。設定、対立、解決という流れです。桃から生まれる、鬼を倒す、めでたしめでたし、みたいな感じでしょうか。ストーリーを書くならこれがいいでしょう。

 パラグラフ・ライティングは英語圏での文章の基本的な構成です。序論、本論、結論という流れです。序論で主張を述べて、本論で根拠などを示し、結論で再度主張を述べるいう感じです。ビジネスなどでは、パラグラフ・ライティングの構成が分かりやすいと思います。

 学術論文はIMRADという構成で書きます。つまりIntroduction、Methods、Results、and Discussionという流れです。私も実験レポートはこういう流れで書くようにしています。

 文章を書いていると、起承転結をどうするかで迷ったりしたのですが、起承転結にこだわらずに、内容に合わせて、構成を変えるのが良いみたいです。逆に、文章を読んでいるときには、どのような構成かを考えてみると、勉強になりそうです。今後はそういったことも意識してみようと思います。

・・・私も、まだまだ勉強が足りないです。

参考:Wikipedia

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