2012年12月9日日曜日
のど自慢予選会
NHKのど自慢の予選会を見学してきました。本選は抽選ですが、予選は自由に観覧できるらしいです。興味本位で見に行ったらとても面白かったです。
舞台には背景のセットが用意されており、ピアノ、ドラム、ギターの演奏も生でした。観客が少ないことを除けば8割方本番という印象です。
一番驚かされたのはNHKのスタッフさんです。特に予選の司会進行をしている方が素晴らしかったです。30代くらいのお兄さんが、曲のテンポに合わせて、観客の手拍子を見事にリードしていました。満面の笑みで、手だけでなく、足も挙げて体全体で観客席を盛り上げる様には感激しました。音楽好きらしく、参加者の歌に合わせてノリノリだったりするところが素敵です。
参加者にはいろいろな方がいました。セミプロっぽい人もちらほら。そういう方は、舞台衣装で登場して、やたら慣れた動きで歌っていました(たぶん本番に出られない人もいるだろうに。)。お決まりの手作り感あふれる衣装で登場するグループもいました。二人組で裏でハーモニーの練習をしている方々もいました。
本選は20組だけですが、その裏では250組が予選通過を目指して頑張っています。なんとなくですが、歌っている人のレベルは高かった気がします。本選は面白い人を入れているから、必ずしもうまい人が出ているわけではないのだと思います。そういう意味ではまさに"のど自慢"が見られた感じでした。
予選の曲順は50音順のようでした。本選のゲストが森進一さんだったので"襟裳岬"や"おふくろさん"が4回くらい連続で歌われてました。同じ曲だから優劣がすぐ分かっちゃって、歌ってる方も少し気まずかったり。本選に同じ曲で出ることはないんだから、もっと別の曲にすればいいのに、と思ったり。
出場者にはいろいろな人がいるので、どういう人かを想像するのも楽しかったです。この人は学校の先生かな? とか、最近結婚されたのかな? とか、そしてもちろん、この人いくつなんだろうっていう方も3~4人いました。
本選はテレビやラジオでいつもやっていますが、予選を見る機会はいままでありませんでした。のど自慢の舞台裏が見られて、実に面白かったです。
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