先日、景色のいい片田舎を散歩しました。
実際に目で見る景色は、いつだってテレビより壮大です。そこで、どのくらい壮大なのか少し考えてみました。
半径1[m]の球の中心にいる人間を想像してみます。
半径1[m]の球の表面積は、4 x pi x 1[m] x 1[m] = 12.56 [m^2]です。人間が一度に見られる視界の範囲は、個人差があると思いますが、球の表面の1/8としてみます。すると、人間の全視界は、1.57[m^2]です。
球の内側に40インチのテレビがあるとします (40インチのテレビを1[m]しか離れずに見るのは近い気もしますが)。40インチのテレビの大きさは、88.6[cm] x 49.8[cm]、だそうです。この面積は、0.44[m^2]です。この面積は、先ほどの全視界と比べると30%くらいです。
単純に面積を比較すると、40インチのテレビでは実際の目で見る景色にはかなわないようです。壁一面をテレビにするくらいでないと足りなさそうです。
高画面化や3D化など、今でもテレビの技術革新は進んでいます。ですが、実際に自分の目で見た景色には、テレビに勝るものがあります。自分の目で見て感じることをもっと大事にしようと思った次第です。
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